オッズパーク杯(FⅡ)
選手インタビュー
初日インタビュー
1R
1 小林申太
自力自在に。田口君のSが早いなら、後ろ攻めでも構わない。このメンバーなら、人気に応えないといけない立ち番なので。練習をやり過ぎて夏バテの時期もあったけど、その貯金が出始めたし、状態は上向きです。2 田口裕一
同県の湯浅さんへ。亀谷さんも任せてくれるし、ラインえ決まる様に。3 堀政美
同県の小林君へ。中1日の追加だけど問題ない。こうやって走れるのは有り難いですよ。4 亀谷隆一
成績よりは悪くないと思う。千葉コンビの後ろへ。5 鈴木宏章
茨城コンビの後ろへ。本線の3番手だしチャンスはあると思う。6 橋本祐司
今回は北日本の自力選手が少ないし仕方ないですね。点数のある高橋秀吉さんさえ目標不在ですから。単騎で決めずに。7 湯浅大輔
任せてもらえるなら自力、自在に攻める。2R
1 高橋秀吉
3番手を回れる南関ラインの後ろへ。地元の青森で、栗田万君には、行ってもらっている。それがあるから、坂本君にも了解をもらって。2 栗田万生
北日本勢がつけてくれるのも大きいですね。自分のレースは、ぶれていないと思う。あとは、もう少し結果も伴えば良いですが。3 栗田雄矢
南関ラインで栗田万君へ。連係は何度かありますよ。しっかりサポートしたい。4 坂本昌宏
4番手になるけど、高橋秀吉さんは脚があるし、お任せです。5 高橋義秋
自力、自在に。同姓が多くて、ややこしいですね(笑)。東日本が4人並ぶし、自在も含めます。どうせなら、同じ高橋でも高橋綜一郎君を、ここに入れれてくれれば良いのに。6 加藤大輔
同県の高橋義君へ。連係は久々だけど、いつもお世話になっている。ちょっと、栗田万君ラインは強烈ですね。7 加藤昌平
200勝にリーチだけど遠いですね。大分コンビを信頼して。3R
1 熊崎麻人
自力。えっ、宮道君と対戦ですか。実は、内の実家に泊まりにきて、お寿司を食べに行った。だけど、レースは別ですよ。地元勢と決まる様に。2 宮内善光
熊崎君の番手へ。チャレンジの時に何度も連係して、A級に上がっても岸和田で連係。だから、強さは肌で実感している。3 吉永和生
中四国で初連係の宮道君へ。西武園で落車したけど、打撲と擦過傷程度だった。4 宮道良輔
自力。同期熊崎さんとは初対戦。前橋を走るのも初めてだけど、頑張りたい。5 矢内良和
関東の3番手。番手が善光なら脚があるし、自分にもチャンスがありそう。今月は、これで4本目だけど、疲れは感じていない。6 吉成晃一
う~ん、関東は4人並ぶの? 中四国勢には悪いけど、単騎で決めずに。7 小林大能
防府を家事都合で1本欠場。4番手になるけど、関東ラインを追走する。4R
1 高橋綜一郎
自力。前橋を走るのは初めて。松田君とは5場所前の玉野の予選で対戦してワンツー。自分が仕掛けて、松田君が嵌まるレースだった。2 松尾玄太
九州で高橋君の番手へ。予選は良いけど、準決が壁になっている。どうしても本線でも3番手、番手だと支線になってしまうので。3 松田昂己
自力。今は意識的にバンクも入る様にしている。前橋は2度目で、4着、4着、6着だった。4 小川巧
高橋君にも世話になっている。普通に九州コンビの後ろへ。5 豊田一馬
関東で松田君の番手へ。今回の目標は、連に絡む事。6 塩川真一郎
小川さんが九州に行くなら、単騎で決めずに。7 工藤考生
関東の3番手。大きな着しかないけど離れない様に。5R
1 松本京太
自力。前橋はチャレンジで3連勝していて、それ以来。最近、深谷さんとは一緒に練習ができていない。バンクが使える様になり、1人で行ってみたが、何故か重たく感じた。2 鈴木良太
初連係の松本君へ。静岡もグランプリに向けてバンク改修をやっていたけど、26日から使える様になった。選手会の支部長として、忙しすぎて、もう頭はパンクしている(笑)。3 山川奨太
自力。前橋は初めて。松本君が強いけど頑張りたい。4 秋山貴宏
九州で山川君の番手へ。弥彦の落車は横突起の骨折。1本走ったので大丈夫だと思う。5 山本貴章
九州ラインの後ろへ。いつも三好さんには、声をかけてもらい、良くしてもらっています。6 田村浩章
位置がないし、決めずに走る。7 薮田貴幸
普通に静岡コンビの後ろを主張する。西の選手に渡したくないので。6R
1 半田誠
自力。前橋を走るのは初めて。後ろがジカ競りなのも、あまり経験がない。ラインで決める走りを前提にして。2 花田将司
3分戦なら別だけど、2分戦で半田君を捲る脚はない。なので、ジカで勝負します。3 副島和人
迷ったけど、自分でやる。後ろに山田さんもいるので。花田君には悪いけど、何らかのアクションを起こしたい。来期はS級に復帰します。4 坂本晃輝
多分、2度目の半田君へ。花田君が挨拶にきたので、競りなのは分かっています。5 山田和巧
同県の副島君へ。花田君が自在にやるなら南関で連係かと思っていたけど…。成績通りで体は良くなっている。6 廣川泰昭
少しずつ戻っていると思う。九州ラインの後ろですね。7 山本宏明
どんなレースになっても四国同士の廣川君へ。7R
1 守谷陽介
中四国ラインで吉武君へ。高知で優勝を獲らせてもらっている。昨日はトレーニングをしながら江戸にいて、ペーチャンネルも見ていました。松岡君の1車は大きいので、勧誘します! 前橋を走るの久々ですね。2 伊藤慶太郎
自力。前回の青森ナイターも決勝以外は確り仕掛ける事ができた。来期もA級だし、もう少し頑張りたい。今期は2回しか優勝していない。3 太刀川一成
同期の山本君に任せる。連係するのは初めて。2場所、決勝を外しているので頑張らないと。4 吉武信太朗
自力。前橋を走るのは6、7年ぶりかな。S級にあがりたての頃に走った記憶がある。松岡さんが3番手を固めてくれ3車になったのは大きいですね。5 坂本将太郎
関東で伊藤君の番手へ。このまま失格もやらずS級の点数を確保したい。伊藤君を抜いた事はないかも。6 松岡孝高
吉武君には世話になっているし、守谷さんのキャラにも負けました(笑)。練習では自力でも勝てるぐらいの脚はありますが。中四国勢の後ろへ。7 山本恵介
自力、自在に。ギリギリだけど、特選に乗れて良かった。同期の太刀川君も任せてくれるので、前々に攻めたい。初日勝因敗因
6R
レース総評
完全に半田の先行1車で番手は花田と坂本でジカ競り。これに副島が追い上げて一旦、番手に入るが、もう1回、花田が動いて番手を奪取。そこで副島は遅れて、花田マークは坂本。結果は半田の逃げ切りで、競り、競りで2着、3着に入るが低配当だった。
動きチェック
1半田 誠
予選6連勝中の選手が、先行1車で番手はジカ競り。これでは負ける要素は見当たらない。ただ、ゴール前に少し粘りを欠いたのは気掛かり。
2花田 将司
根性を魅せて、ジカで勝負。更に南関同士の競りになるが、外から番手を奪う。このレース姿勢を貫けば、もっと良い選手になれる。3副島 和人
追い上げマークが決まり番手にスッポリ。ただ、味方と言うか、南関同士の花田が追い上げにきて、悪いと思い引いた様にも見えた。4坂本 晃輝
ジカ付けの洗礼を浴びるが、3着を確保。本当は、番手を守りたかったはず。5山田 和巧
同県の副島が追い上げた時にマークを外して、後方に置かれてしまう。6廣川 泰昭
競り、競りの後ろで3番手。ちょっと位置が遠かった。7山本 宏明
西ラインの4番手だし、展開が厳しすぎた。7R
1守谷 陽介
吉武君が頑張っていたし、仕事に徹しようと。だけど、後ろに松岡君もいたし、バックで捲りに行った方が良かったかな。ちょっと悪いと思ってしまった。
2伊藤 慶太郎
前が踏み合いで展開が向いた。だけど、躊躇なく行けたのは良かったと思う。捲りでの1着だし、調子自体は分からない。3太刀川 一成
3番車だけど、Sを取るのが自分の仕事。勝負どころで挟まれてしまい引いてしまった。あそこで将太郎が締めてくれば、大量落車に繋がったと思う。4吉武 信太朗
併せ切ったと思ったけど、山本さんが強かった。準決で連係する宮道君とは初めてです。5坂本 将太郎
伊藤君が強かったし、もういっぱい、いっぱい。完全に千切れなくて良かった。6松岡 孝高
終始、余裕はあったけど、3番手だったので。守谷さんが番手から出てくれれば面白かったですね。7山本 恵介
あれでは、ただ行くだけのレース。ムダに脚を使ったし、結果も出なかった。A級決勝インタビュー
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日刊スポーツ評論家 山口幸二
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武田一康(たけだかずやす)
コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。
66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。
趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。
見出し
本文
買いやすいものに飛び付いてはいけない
朝野球に熱心だったのはもうふた昔前になる。実力もないのに道具のことばっかり考えていた。安打製造機イチロー・モデルは細身のバットですぐ飛び付いたが使いきれなかった。飛距離が伸びるという宣伝文句に衝動買いしたビヨンドバットの「効能書」には、芯でとらえた時の飛距離の差が数字で明示されていたが、芯に当たらない私には宝の持ちぐされだった。
車券も安易にいろいろな誘い文句に飛び付くと怪我をする。
二段駆け。三段駆け。師弟連係。同県連係。貸し借り。鉄板本命。先行一車。
走る側が実際にコメントの中でにおわす作戦。買う側がある意味勝手に思い込む作戦。どちらに重きをおくかは各々の自由だが、どちらが的中に近いのかは微妙である。と記せば、そんな馬鹿な、選手の発言に優るものはなかろうと返って来そうだ。
だけどね。口に出されたこと、目に見えることだけで競輪をやったって(車券を買ったって)面白くも楽しくもない。
竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。
町田洋一
元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
打倒ヤマコウがモットーなのか!?
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