1R
小笠原一真
いまは松戸に冬季移動していて同期の鳥海創君、山田駿斗君、坪内恒さんたちと練習している。一応4月までこっちにいる予定です。自力。
千沢大輔
前まではだいたい静岡に冬季移動していたけど、今年は嫁(大和久保美)の実家がある久留米に行っています。小笠原君とは今年最初の高松で連係して共倒れ。今度はきっちり決めたいですね。僕自身の状態は変わらず普通です。
藤縄洋介
気が付いたらバック本数がめちゃくちゃ増えていた(苦笑)。相手は強いけどやれることをやります。
梶原秀庸
もちろん僕は藤縄君。今まで何度も走っているし相性もいいと思います。
佐野多喜男
2分線ならキツいど3分線ならチャンスはあるね、久々の連係になるけど藤本君を信頼して。
藤本龍也
初日はいつもこういう番組で、新人突っ張られて大敗というのが多い。何とか打破できるように頑張ります。自力。
平沢秀信
成績良くない? ちょっといろいろありまして…。北日本の3番手を固める。
2R
神尾敬冬
今回からフレームを変えて走ります。練習で1回乗っただけなので競走では初めて。何度でも踏み直しができるやつです。勝てるように自力勝負。
伊狩知人
関谷君がいるなら任せます。連係は何度も。今期一発目の松阪も一緒で、不覚にも捲りに千切れました。
関谷哲平
落車で肩甲骨にヒビが入って休んでいたけど、治ってからは普通に練習できたし大丈夫です。1番のコはダッシュがいいんですよね? 知っています。自力。
菊池崇訓
駒井さんが頑張ってくれるみたいなのでお任せですね。しっかり付いていきたい。
駒井大輔
最近は走るレース走るレースでセッティングをがちゃがちゃいじっていて…。今回もそういう感じでいこうと思っています。自力自在。
梶山大輔
初日から神尾君に行けるなんて嬉しいね。この間の京王閣の最終日も一緒でした。
柴田昌樹
関谷君の後ろには今まで何度か付いているし、西のラインということで奈良両者の後ろを回ります。
3R
内山慧大
師匠は小森貴大さん。脚質は一応ダッシュ。今は上にあがってからも戦えるように長い距離を行くのを意識しています。同期で意識する選手は特にいないし全員ですね。自力でしっかり。
川本恵二
1着は取れているし決勝にも乗れているし悪くないと思います。初連係の内山君。
阿部利光
今年に入ってから全然伸びない。寒さが影響しているのかな…。鈴木君。
鈴木裕斗
もうバックを消したいんですけどね。シフトチェンジするのがどのタイミングなのか自分でも迷っています(苦笑)。自力自在。
浦野慈生
やりたいレースはできているし自分なりには動けている。成績はこんなだけどめちゃくちゃ悪いってわけではないです。自力自在に何でも。
滝川秀嗣
ちょくちょく連に絡めているし悪くはないんですが、手応え的にはそこまで…。もう少し欲しいなって感じですね。内山君と川本君の後ろで中部近畿3番手。
岡崎泰士
南関は2人だけだし浦野君に任せます。前回も一緒で6着7着でした。
4R
鈴木龍之介
(肺がんのステージ4で10月から実戦復帰しているが)いつまで走れるか分からないけど、嘆き悲しんで治るものでもないので…。これも人生だと思って受け入れています。一応この開催が終わった3日後にはMRIみたいなのに入って頭に放射線をあててきます。地元の佐藤譲君にお任せ。
佐藤譲士郎
普段の練習は同期の(吉田)晏生、助川(翔太郎)、(荒川)達郎と一緒で、あとはバンクに行ったらそこにいるメンバーとやっています。前回(初日に)飛んで言うのもあれですけど、今回は自信ありますよ。練習でひらめきがあったので。自力。
高木修二
竹田さんは最近かなり調子いい。地元の子もいるけど、もらったようなもんでしょう(笑)。全て任せてマークします。
佐藤正吾
前回のあとに体調を崩したけど今はもう大丈夫。自分で納得したいし菅原さんとは別々。単騎で前々から。
竹田慎一
去年の悪かった頃と比べれば全然いいです。相手が誰でも自分のスタイルはいつも通り。やれることをやってみます。自力。
菅原洋輔
それぞれ好きに走りましょうということで(佐藤)正吾君とは別線になりました。地元の新人の子が強いみたいだけど、竹田さんも必ず仕掛けるし、チャンスはどこかであると思う。単騎で頑張ってみます。
宮原貴之
早く70点取って楽になりたい。年齢を見るともう53歳だけど、栃木には野崎修一さんや北沢勝弘さんがいるので、自分はまだまだ小僧です(笑)。鈴木君の後ろで関東3番手。
5R
大谷靖茂
3場所前の名古屋の前に疋田(敏)さんにセッティングを見てもらって、そこからガラッと流れが変わった。ほんとセッティングを換えただけでこの成績。自分はみんなが苦しくなる冬の重馬場が好きなので、これから暖かくなっていくのはちょっと嫌(苦笑)。自力。
藤野一良
自力でやるのもしんどいし、僕的には誰かいてくれた方が全然いいです。若い子を援護してラインで決める走りがベスト。たぶん初連係の大谷君。
野木義規
普通なら1番2番の後ろだよね。3番手付けば突っ張ってくれるかもしれないし。うーん、どうしよう。でも決めちゃうのもあれかぁ…。決めずに先手ラインでお願いします。
高橋佑輔
今使っているフレームは三ツ井武に借りてるやつ。軽くて追走は楽なんですけど、踏み上げたときの進みはそこまで…って感じです。南関ラインで根藤君。
根藤浩二
4場所前の立川からフレームを換えて良い感じ。追加の連絡は2日前にきたけど走りたかったので受けました。今の状態ならサラ脚で脚を溜められれば何とかなるかな。自力。
阿久津浩之
松田君がどうしても自分でって言うなら任せますけど、それはたぶんないですよね。去年一緒になった時も僕が前でやっているし、いつもの自力で頑張ります。
松田優一
前回の落車は過去イチの落車。右の肩甲骨を折ったのもあるけど、頭を強く打ったので、そっちの方がヤバかった。落車してから1ヶ月以上頭痛がとれなくて、今でも強めに練習すると痛くなる。ほんと走ってみてって感じです。阿久津さん。
6R
高本和也
落車して左の鎖骨を骨折したけど、練習はしっかりやってきました。周りからも「早く競走行ってこい」と言われるくらいだったし脚はたぶん大丈夫。レース勘がどうかってだけですね。自力。
田口裕一
久々の優出で決勝も2着だし前回は大ヒット。初連係の高本君に任せます。
高橋秀吉
堀君。連係はたぶんなかった。初めてだと思います。1番の高本君は休んでる間にどれだけ練習してきたんだろう? たっぷりやって万全なのか、直前にちょこっとやっただけなのか、気になりますね。
堀 航輝
(一時期より点数を下げ)同期の活躍に焦りもあって思い切りが足りなかった。それに気付いて最近は内容重視のレースに戻して、ちょっとずつ上向いてきました。自力。
阿部英光
このままずるずる点数を下げたらチャレンジに落ちてしまう。何とか踏ん張らないと。一時期よりは良くなっているし、堀君-高橋君の後ろでチャンスを待ちます。
中村美千隆
121期が2人いるんですね。やり合ってくれないかな? 自分は単騎でもタイミングがあれば仕掛けるし、前々に行くレースをするだけ。どこかで一発出せればいいですね。
臼井昌巨
中村さんも自分も同じようなタイプだし、それぞれ別で走りましょうとなりました。さすがに大谷さんや内藤とは一緒にしてくれませんね(苦笑)。1人で何でも。
7R
内藤久文
小倉が終わって体調を崩したけど今は大丈夫です。1・2班戦での優勝は1回だけ。そろそろ(2回目の優勝を)したいですね。自力。
山内大作
走るたびに良くなっている感じはある。ムネが頑張ると思うし番手でアシスト。
斉藤宗徳
1番の子は徹底ですよね? 松沢は最近動いてないけど、ここではどうするんだろう? どうあれ自分は自力で。
松沢敬輔
実戦復帰してからは思ったよりも走れています。とりあえず今は練習して試合して頑張っての繰り返し。自在。
西 徹
昔は強かった? そんなことないですよ。S級優勝は2回あるけど、記念は準優までしか行っていない。G1も一度も出ていないしG2まででした。有賀さんがいいなら内藤君のハコに行かせてもらいます。
有賀高士
今期の点数は自分の方があるけど、やっぱり直近の点数で並ぶのが自然だよね。内藤君-西君の後ろで3番手。
橋本祐司
落車で長欠したり、そのあと風邪で体調を崩したり、全然調子が上がってこない。途中でいっぱいになって千切れるのも多いし厳しいですね。松沢君。
8R
宮下一歩
中4日でも疲れはない。冬場も地元で街道中心にやってきた。(予選スタートについては)弱いから特選に乗れないってことです。自力。
丸山直樹
宮下君に行けるなら喜んで。連係は何回もある。差したり差せなかったりという感じですね。
大越啓介
いまだに自分でやる番組がけっこう多くて…。自分はもう追い込みだし、今回みたいに前がいてくれた方が全然いい。宮下君と丸山さんにしっかり付いていく。
田中俊充
3場所前の落車は問題ない。最近は初日敗退が続いているので今回は何とか準決に乗りたい。善利君。
善利裕生
自力で動くのもボチボチしんどくなってきたけど、出来る範囲で頑張ります。自力自在。
伊藤拓人
湯浅さんと話して後ろを回ることになりました。
湯浅大輔
点数がないからこういうメンバーになるのはしょうがない。状態的には特に変わらず。自力。
9R
斉藤雄行
今の課題はレースの中での駆け引き。自分は競技経験が他の同期と比べて少ないので、そこをこれから強化していきたい。神奈川には北井さんや松井さんみたいな強い先行選手がいるので、そういうレースが自分もできたらいいんですが、まだまだですね。自力。
今井 聡
脚が落ちている感じがしたので練習量を増やしてきました。自分はもう追い込み。高橋君が空いているなら付かせてもらいます。
柿沼信也
ここまでは普通に練習とケア。自分ももう39歳だし、地元といっても特別なことはしていません。今井君が高橋君に行くなら3番手でいいです。前回の京王閣から追い込み寄りの新車にして今回もそれで走ります。
高橋幸司
いつも通り頑張ります。
笹倉慎也
悪い展開をひっくり返す脚はないけど、チャンスがあればモノにできるくらいの脚はあります。目標にできる選手もいないし厳しい戦いになりそうだけど、追い込み選手なりに何とかしたい。山田さんの前で。
鈴木良太
名古屋のあとは伊東の卒業記念に行っていました。忙しい中でも練習はできているし、脚の感じもちょっとずつ上向いている。目標の斉藤君とは(1月の)玉野の初日以来かな。離れないように必死に付いていきます。
山田晃久
成績だけ見ればまずまずまとまっているけど、S級点を取れそうな若い子にマークすると余裕がなくて苦しくなってしまう。ここはどういう走りになっても笹倉君に任せます。
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日刊スポーツ評論家 山口幸二
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武田一康(たけだかずやす)
コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。
66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。
趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。
見出し
本文
スポーツ・コーチ
最近、というかこの数年で、人との会話が極端にへり、自分の口癖も忘れつつあるが、それでも、ひとりごとでは、「つまんねえ奴だ」「つまんねえ役者だ」「つまんねえ選手だ」と「つまんねえ」は頻繁に使う。
つまんねえ野郎だ。も、くすぶり。も、食いつき。も、Eさんから伝染ったスラングだ。Eさんは私より十うえの先輩記者だった。
同じ社で働いている時はもちろん、職場が別々になっても、Eさんが仕事を辞めた後も、慕い親交させていただいた。
Eさんは私の、三十年来のスポーツ・コーチだった。
Eさんが語る昔の競輪の話は、いつしか自分の競輪の話になった。
Eさんが使うスラングを、ほどなく自分もEさん以上の頻度で使うようになった。
もし煙草をやめていなければ、きっとEさんと同じ銘柄を吸ったことだろう。ちなみに喫煙していた時代はずっと、ショーケン(萩原健一)を真似た。「太陽に吠えろ」も「青春の蹉跌」もハイライトで、ショートホープに変わったのは「前略おふくろ様」だ。うん? 「アフリカの光」は何を吸っていたのだったっけ。
Eさんは、二段駆けみたいな車券にはほとんど手を出さなかった。好きじゃなかった。本命が引っぱり気味の逃げを打つのをひどく嫌っていた。
グランプリで犠牲役に近い競輪をした選手には、幾度となく「つまんねえ選手」だ。ああ、「最低な野郎だな」も聞いたことがある。
Eさんが逝って、もう何年が経ったのだろう。
しばらく墓参もしていない。
春近し。Eさんの好物だったポッカの缶珈琲とラッキーストライ・ボックスを持って逢いにゆき、一緒に、俺も一本だけ、煙草を吸うのだ。
竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。
町田洋一
元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
打倒ヤマコウがモットーなのか!?
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